GARDENING WORLD CUP2010 in nagasaki
2010年 10月 12日
朝の散歩
コースはパレスハウステンボスからきまってこの桟橋まで
この日はガーデニングワールドカップの為、パレスハウステンボスは通りぬけできないので、
桟橋の近くの椅子に腰掛けて簡単な朝食
天気予報は雨のち曇りだったけど
朝には雨が上がってた
ラッキー♪
さてさて、今回の旅の一番の目的
イギリスのチェルシーフラワーショーのメダリスト
世界のトップガーデナーたちが、長崎に集い
平和をテーマに庭を制作したイベント
GARDENING WORLD CUP2010
ディミトリ&マロ(フランス)/ガーデンタイトル「大地と空が出会う場所」
池と農耕をイメージ
水面や作物の間に埋め込まれた鏡に空が映っています
今までの作品からアーティスティックな庭を想像してたのですが、
一番日本の原風景のようなおおらかさを感じました
この季節の日本の草花をみてから、作品に使う植物を決めたのだそうです
ちなみにムラサキシキブはフランスにはないそう
マロさんと一緒に記念撮影できました
ジョン・カレン(アメリカ)/タイトル「パクス・エト・ボヌム(平和と善)」
アッシジの聖フランチェスコの内なる愛を表現した作品
ジョン・カレンはガーデニング界のロマンチストだとか
ご本人の雰囲気もそんな感じ^^
コッツウォルズの旅を思い出す作品
石の色とスモーキーな植物の色のトーンの組み合わせが優しく繊細です
ジム・フォガティ(オーストラリア)/タイトル「オーストラリアスタイルガーデン」
ジム・フォガティさん、お酒が大好きだそう
庭をデザインする際、まず、みんなが集まってお酒がのめてコミュニケーションできる家(納屋 )から作るのだそう よいな〜
テーブルは掘りごたつ式 あ〜よいな〜
コミュニケーションこそ平和への一歩
ELLE DECOの表紙のような庭
オーストラリアの大地のような広がりのある空間
花はほとんど使用されてません
ジェームズ・トイリス(イギリス)/タイトル「復活の庭 (The Resurgence garden)」
日本の神話「天照大御神」からインスピレーションされた作品
ニコ・ウィッシング(オランダ)/ガーデンタイトル「心の安らぎ」
今回、デザイナーご本人から直接、作品の解説を聞けたのは幸せな体験でした
カーブを描いた煤けたような壁は、森林火災で焼けた松ぼっくりを表現してるそうです
火事がおさまると、まつぼっくりは閉じていた松かさを徐々に開き、中で守られていた
種を飛ばしてまた森の再生を始めます
黒壁の内側には瑞々しい植物がぎっしり埋め込まれてました
今回はそれを長崎という地にイメージしたそう
真ん中に使われた植物は山もみじ
山もみじの枝は、平和を象徴するピースの形状をしてるのだそう
空にのびた水色(国連の色 )のピースサイン
強いメッセージをもった作品でした
ニコ・ウィッシングさんの3D動画→★
それぞれの作品についての解説→★
GARDENING WORLD CUP2010
〜10/17
長崎ハウステンボスにて開催中
by rotta0308
| 2010-10-12 15:09
| 旅/長崎 ハウステンボス