神秘の山モンセラット
2014年 07月 23日
バルセロナから1時間程の所にあるモンセラット
バルセロナガイドをめくってると、幾度となく出てくるこの奇岩の山と
伊集院静さんの著書にもでてきた
山の上の修道院にある「黒いマリア様」に魅かれて訪ねてみることに
昨晩のバル巡りでKさんが「明日のモンセラットは晴天ですよ」と、おっしゃってた通り
雲一つない青空
訪れたのは日曜日
ちょうどミサが行われてる時間
後方で見学してると、
アレレレレ〜
いつの間にか人の流れにのって司祭様の前に!!
頭をそっと触って、口を開けるように優しくジェスチャーされるので
開けると舌の上に丸い小さなおせんべいのようなものを置かれました
それはふわりととけて
振り返ると、夫も戸惑いながら同じことされてて
私達、カトリック教徒でもないのに、こんな列に紛れ込んでしまって
罰当たりなことしちゃったんじゃないかとドキドキ
だけど、その瞬間、なんともいえない幸せな気持ちになったのは間違いありません
そして、ブログを通じて知り合った方が、ケルン大聖堂で
同じ経験をされたことを
お会いした時に、話してくれたことを思い出しました
その方も、ちょっと戸惑いの表情で(笑)
先日、光恵おばちゃん(クリスチャンです )にその事を話しました
バチが当たったらどうしよう、、って
神様は罰はお与えにならないのよ、代わりにご自分が背負うから
試練はお与えになるけど、と、微笑みながら言いました
そして、いい経験をしたね、と
あ〜、癒される。
司祭様に頭を触られたのと同じあの感じだ
ミサがおわると、少年聖歌隊の歌も聞くことができました→☆
黒いマリア様は祭壇のちょうど上のあたりに配置されて、歌の間も信者達が祈りを捧げていました
近くで見たかったのだけど、長蛇の列
信者達に混じって並ぶのもなんだかおこがましい感じ
観光客らしく、売店でお土産を買って記念撮影をしてこの場所を後にします
買い物の中に、黒いマリア様のスノーボールを2ついれました^^
ガウディもこの山からインスピレーションを得たそうです
この石の感じ、確かに今まで見てきたガウディ建築に通じますね
高所恐怖症にはまず無理な遊具
帰りのバスの場所まで、売店がつづきます
地元の蜂蜜とチーズとオリーブオイルを買いました
翌日、バルセロナ発、オランダスキポール行きの飛行機で隣に座った
ビジネスマンに話しかけられ楽しい時間を最後に過ごすことに
ジローナという美しい街で育った、生粋のカタルーニャ人でした
ダリの3つの家のことや、
その中でも海辺にある別荘がどんなに素晴らしいか、
でも、ダリはクレイジーだとも(笑)
休暇は何日あるのか ? 6日間ならジローナにちょうどいいと
来年はどうだ、と
私達が昨日モンセラットに行ったというと、なぜかとても喜んでくれて、
モンセラットは僕たちにとってとても特別でエモーショナルな場所なんだと、
片手でつぼみを作って目を閉じて口のところでパッと開きました
そして、最後にモンセラットの歌を小さな声で歌ってくれました
旅はいいな。
いろんなおまけがついてきます
修道院の黒いマリア様ではないけど、
バルセロナのあちこちで見ることができます
カンプノウスタジアム
ピッチに向かうすぐ手前にある祈りの部屋にて
by rotta0308
| 2014-07-23 11:20
| 旅/バルセロナ
|
Comments(0)