木村伊兵衛のパリ
2007年 10月 10日
先月の話になるけど、eclatという雑誌が創刊されて、
その付録に「木村伊兵衛のパリ」と題したポストカードが5枚ついてた。
雑誌は二の次で、ポストカードが素敵で購入した雑誌だったけど、
創刊号だけあって内容充実、テーマも好きなものが多くて楽しめた。
洋服やバッグは高級過ぎて論外。
私には10年早い(笑)
さて、この木村伊兵衛が撮影した1954年〜1955年のパリのカラー写真。
どうにもこうにも素敵だ。
こんなものが付録でいいのか。。。
なかでも、一番のお気に入りは↑上の写真。
かっ、可愛すぎる。なんちゅー微妙な色。
この女性は仕込みなのだろうか。。。それともホントにただ通りがかった人なのだろうか。。。多分後者。だとしたら、
パリの女性は、まるで自分が美しい街の景色の一部になることをはじめから心得ているよう。。。
20年代から第二次世界大戦前の、エコールドパリと呼ばれる画家たちが集った華やかなパリ。それとはまた違う大戦後の開放感に溢れたパリがこの写真の中にある。
しかもそのパリをこんなに素敵に撮影したのは、
日本人の武士のような名前をもった写真家なのだよ。すごいな。
このポストカードを眺めてニマニマする毎日なのです。
by rotta0308
| 2007-10-10 13:18