つれづれなるままに、日々の事を記録しています。


by rotta0308
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殯(もがり)の森

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イントロダクション 監督 河瀬直美さんの言葉より(殯の森hpから)

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人は死んだらどこにいくのだろう?
それは、ものごころついたころ、昨日まで元気に話していた近所のおじさんが亡くなったときその方のなきがらの前で呆然と、どうしておじさんは動かないのかなと不思議に思った記憶にはじまります。
そして、動かなくなるということは、動けなくなるということで、自身におきかえて考えたとき、とても怖くなりました。
それからわたしは祖母に死ぬことが怖い、死んだらどうなるの?と訴え続けます。
そんなとき祖母がなにか明確な答えをくれたわけではありません。ただ、日々の暮らしを通して、そのことを伝え続けてくれたのかなと、いまになって思います。それはまちかどのお地蔵様にそっと手をあわせることやお仏壇に炊きたてのごはんを供えるといったことで、そうした日常の行為によって、亡くなった方との交流が生まれることにつながるのでした。そしてそれは、目に見えないものの存在を確認することであり、目に見えているものだけがすべてでないことの表れでもありました。
今回の映画を製作するにあたり、どうしたら遺されるもの、逝ってしまうもののあいだにある結び目のようなあわいを描く物語へ昇華できるだろうと考えました。
わたしも含めた現代人は、マイナスの要素を排除し快適な空間のみを追い求めるあまり、たいせつなものを確かめられない日々を過ごしているような気がしてなりません。前から続いてきたこと、いまあること、このさきに伝えていきたいこと……この映画が広く人々の心にとどまってゆくことを願います。

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先週の土曜日、かねてから見たかった映画をみてきました。
奈良出身で奈良で製作を続ける女性、河瀬直美監督の映画。
物語はまるでドキュメンタリーのような感じで始まります。
出演者も地元の老人。その人たちの心から自然にもれてくる言葉をマイクがひろっていきます。
映画は言葉少なく、ただ進んでいきます。
そして心の中にぐいぐいと入ってくるのです。
魂を揺さぶられるというか。。。
うまく説明できないので、上の監督のイントロダクションを引用させていただきました。

ちょうど1年前に、カンヌで賞をとった作品。
みのがしたのでDVDを考えてたのですが、地元の映画館で再上映。
スクリーンでの鑑賞ができてよかった。
再上映初日ということで、監督本人の口から30分にわたりその映画の説明がありました(上の文章のようなこと)

深く心にのこる映画になっていくと思います。



2010年。平城遷都1300年にむけて、奈良国際映画祭をたちあげようとする動きがあるそうです。
カンヌだってフランスの首都ではないでしょう。。。って河瀬さんは言ってました。

来年からぼつぼつボランティア募集も始まるようです。


殯(もがり)の森アンコールシネマ
〜5/16(金) ワーナーマイカルシネマ高の原
500円
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by rotta0308 | 2008-05-12 19:31