つれづれなるままに、日々の事を記録しています。


by rotta0308
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内田新哉展 in ギャラリーページワン

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私達がギャラリーに着いたのは夕方。
扉を開けるとたくさんの人で賑わっていました。

やはり、原画のもつパワーはすごい!!!

入り口はいってすぐ左下にページワンの裏庭の原画が。。。
すでに売約済。
上には、私の好きなolson house。

今回の個展のテーマは旅。
内田さんは旅の人です。

いつもお一人でスケッチブックを持って、日本や海外を旅している感じ。

スイス、ベネチア、フィレンツェ、ポジターノ、プリンスエドワード島、、、
そんな中に混じって「西の京」という作品がありました。

「西の京」は、奈良の唐招提寺や薬師寺のある場所です。
夜、ゆっくりお話をうかがった時に、その絵の意味がわかりました^-^



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ギャラリーの奥に新しくできたティールームからガラス越しに。
内田さんが今までに出版された画集が置かれたコーナー。

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内田さんは一人一人のお客様とほんとにきさくにゆっくりとお話をされます。
みんなその人柄にもまた魅了されるのだとおもいます。






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ティールームからの2枚。

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日もすっかり沈み、夜になる頃、
こちらの部屋で今回、原画を購入された浜松にお住まいのご夫妻、ページワンのご主人と共に、内田さんを囲んでゆっくりとお話しすることができました。

香月泰男やピカソのこと。
実は仏像マニアだったこと。
西洋の石膏デッサンのこと。

たくさんの会話の中で一番心にのこった話。。。
内田さんは小学生の時にTVで東山魁夷画伯が唐招提寺の壁画とふすま絵を描いてる姿をみて感動し、絵の完成を見てみたいという思いで、高校生の時に担任の先生に休みをもらって、1年に3日間しか公開されないこの絵を奈良までみにいったのだそうです。
偉い方ばかりが並んでる中に、一人カジュアルな格好をした高校生。
ある方が内田さんに、絵の鑑賞の後、東山さんご本人に会わせてあげるので、門のところで待つようにと。。。
内田さんが長い時間をかけて絵を見終えた後、門の所にいくと東山魁夷ご夫妻が待っててくれて、そこで直接お話しをしたのだそうです。
僕のような高校生にとても丁寧にと。。。

東山ご夫妻が6月の新緑の木漏れ日の中を、内田さんに背をむけてゆっくりと二人で歩いていく後ろ姿をずっとみていたのだそう。。。

その時に絵はそのひとそのものだと思ったと。。。


私は東山魁夷が大好きです。絵ももちろんだけどその精神性に惹かれるのだと思います。
自身、一番苦しい思いの時に兵庫県であった東山魁夷展の一筋の滝を描いた絵と
そこに添えられた言葉をみた時に泣いてしまいました。
自分の中にあったわだかまりが流れていきました。

その時に「絵」がなにかをはじめて知った気がします。

内田さんの話してくれた、木漏れ日の中を歩くご夫妻の後ろ姿が、まるで自分がみたかのように、想像でき、はかなくて美しいなぁ。。と思うのです。


そして私も今年、奈良への転勤でこの絵をみることができました。
http://rotta0308.exblog.jp/7167526/

内田さんがこのような経験をされてたこと。。。
やっぱりそういう星の下にうまれた方なのだと思いました。

絵はその人そのもの。。。


内田さん自身がご自分の描かれる絵そのものだとも思います。

お客様ひとりひとりと丁寧にお話をされる内田さんの姿をみて、きっと高校生の頃のこの経験があるからなのではと思いました。

すみません。ついつい熱くなってしまいました*-*



ページワンにいくと、故郷に帰ったときのように、いろんな思いがめぐり、
いつのまにかすっかり癒されてるのを感じます。
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by rotta0308 | 2008-11-25 09:07 | 絵のある生活 ページワン