alphabet winter *F*& *G*
2008年 11月 21日
オーストリアとの国境近くにあるドイツのフュッセンという小さな街。
宿泊したのはホテルヒルシュ
その朝起きると、一面の雪景色。
朝食の席で、初雪のためノイシュヴァンシュタイン城への坂道、
バスがのぼれなくなったという知らせにみんな肩をおとし、
バスの変わりに馬車で上ります。という言葉に、拍手がおきた。
初雪の中、馬車はかたかたと左右にゆれながら、カランカランと音をたて、
お城への坂道をゆっくりとのぼっていった。
城の主はルードウィヒ2世。
長身、ハンサム。ずっと孤独がつきまとう人生を送った王様。
愛した音楽はワーグナー。
ルイ14世を敬愛し、その亡霊とともに毎夜、食事をともにしていたという。。。
そして、最期は湖のほとりで謎の死。
ベルサイユ宮殿を模した室内。
贅をつくした華やかな内装がルードウィヒ2世の孤独をより際立たせるよう。
窓辺にたって、この景色をどんな気持ちでみつめてたのでしょう。。。
フュッセンに向かう途中だったと思う。
ここには「黒い森」とよばれる場所があります。
ドナウ川の源泉。
あのヨーロッパを代表する大河も、ここから生まれました。
私の見た生まれたばかりのドナウ川は川幅が2メートルにもみたないstream。
どうして「森」に心引かれるのかしら。
黒い森
ノルウェイの森
もがりの森
森のくまさん^-^
「雪のふった朝」/フランスの絵本表紙から。
豊かでいろんなものを育んでる感じ。
まさしくオリジン。
先日も少しふれたように、「カフェの絵」がドイツのケルンに住むmimosaさんのもとへ無事届いたようです。
http://ameblo.jp/diana-fumichan/entry-10164530900.html
ブログで素敵にご紹介いただきました。
うれしいな。。。
新婚の彼女。ドイツでたくさんのことを学ばれてます。
ドイツの美しいお写真とともに綴られるエピソード
これからも楽しみにしています。
私がドイツを訪れたのは10月の終わりから11月の始め
ローテンブルグという、城壁に囲まれ酒豪の市長さんのおかげで、戦火をまぬがれたという小さな街のクリスマスショップはこの時すでに、クリスマスオーナメントでいっぱいでした。
これからの季節、あちこちにクリスマスマーケットがたつのでしょうね。。。
むかしむかしの旅のおはなし。
mimosaさんとのご縁でなつかしく思いだすことができました。
ありがとう。
写真のお城に住んでた、数奇な運命をたどった王に興味をもったかたは
「神々の黄昏」という映画をご覧になってくださいね。
**ホテルの写真はhpよりおかりしました
by rotta0308
| 2008-11-21 13:53